#10 ほとんどの大人はタイミングに振り回されて生きている
#9 ほとんどの大人は知り合いの全てを知らない(後編)
#8 ほとんどの大人は知り合いの全てを知らない(前編)
#7 ほとんどの大人は小さいこだわりを原動力に生きている

漫画家じゃなければミュージシャンになりたかったという戸塚(角田)は、毎年素人フォークソング大会に出場していた。それを知った鳥飼(飯塚)やるみ(山本)は今年こそ、観に行くと戸塚に約束する。一人娘が観に来てくれるといたく感動する戸塚。
一方、他の4人は一緒にダンス大会に出ることになっていた。昔ダンサーをやっていた荒巻(山下)の熱血指導のもと練習する3人。明らかにヘタなダンスなのに「センスがある、どんどん良くなってる」とホメる荒巻に、俺達を本当はバカにしてるだろ!と怒り出す鳥飼。そんな時、大会前日に戸塚が階段から落ちて手を怪我…ギターが弾けなくなる。
フォークソング大会とダンス大会、漫画みたいにいかない結末はいかに!?
#6 ほとんどの大人は持って生まれた才能の差に抗わずに生きている

足立(豊本)の異動のおかげで、大人気雑誌アストロに連載を持てる事になった戸塚(角田)は、アシスタントが荒巻(山下)だけでは足りないと新しいアシスタントを募集する。その面接に来た1人の男がるみ(山本)と会うなり何やらただならぬ雰囲気に…。
その男こそ、以前るみが「結婚したい人がいる!」と戸塚に会わせようとしたが、実は浮気の相手にされただけで結局別れた男だったのだ。一発ギャフンと言わせようとする戸塚プロの面々。そこに足立が現れガク然とする… なんとその男はアストロで大人気連載を持つ天才漫画家、古山たける(白洲)だった。
るみとの浮気をもし世間にリークするなら、戸塚の連載の話はなくなると脅しをかけてくる古山。娘をとるか、仕事をとるか。 クズ男vs戸塚プロの結末は!?
#5 ほとんどの大人は他人に理解されない一面を持っている
#4 ほとんどの人間は自分のプラン通りに生きていない
#3 ほとんどの大人のアドバイスは適当だ
#2 ほとんどの大人は上手に恋愛できていない

戸塚(角田)は3日前に知り合ったアキという女性を好きになりメールで愛の告白をしたが返事が来なくてうなだれていた。ちょうど出前を持ってきた鳥飼(飯塚)とアシスタントの荒巻(山下)は戸塚を慰めるが、もっとうなだれていたのが編集の足立(豊本)だった。
理由を聞くと最近足立も彼女が出来たが、実はもう1人長く付き合っている彼女がいて“二股の関係”になり、どっちをとるかで悩んでいるという。しかもその新しい彼女というのが実は…!それを聞いた戸塚は私情もガンガン混ざりながら「二股なんかやめろ!」と叱責する。
そこに、以前戸塚が想いを寄せていた前の編集担当ミナコに会いに行っていたるみ(山本)が帰ってくる。「大人が二股すると、どうなるか」まさに人生は漫画みたいにいかない?
#1 ほとんどの大人は若者をどう怒っていいのか分からない
#0 漫画家事務所を舞台にした悲喜こもごも

根拠もなく「ビックになる!」と意気込み漫画家になるも、全く売れる気配のない主人公の戸塚オサムは、今日も頼りないアシスタントの荒巻と事務所兼自宅で新作漫画を執筆中。
だが、ひとり娘のるみ、編集者の足立、幼馴染みで定食屋を営む鳥飼がいつも問題を持ち込んできて漫画制作どころではなくなってしまう。。。
「ほとんどの大人の人生は...どうして漫画みたいに上手くいかないんだ」5人の日常と不満が、シニカルな笑いを生み出していく。